第四話
「スパーリング、キョン編」



ハルヒ「よーしじゃあ頼むわよー!」
と勢い良く筐体のイスに座ろうとするこのいけ好かない女を
「あ〜ちょっと待った」と止める。

ハルヒ「何よ一体!?」
俺「まずは講義からだ、そこのテーブルのイスに座りなさい。
あんた達もそこのテーブルのイスに座って〜」

ハルヒ「何よ何よ?」
キョン「はいはい顧問の言う事は聞く。」
メイド「はーい。」

キョン「長門ーっ!お前もこっちに来ーい。」

(長門??)
キョンの向く方向を見てみたらもう一人、女の子がいた。
というかさっき校門で俺を捕まえてた奴じゃないか。

スタスタと無表情に席に着く長門とかいう女を待ってのスタートとなった。

俺「4人?これで全員か?」
ハルヒ「ええ、そうよ。」
キョン「え、ちょ、もう1人「「シャラップ!!」」
なんか言いかけたキョンをハルヒが割る。

ハルヒ「さあ、もういい加減はじめちゃって!!」
なんかキレてらっしゃるので始めます。


俺「このゲームを強くなるにあたって、まず理解して欲しいのが
【相手を負かして、勝つゲームでは無く。】
【有利な状況をひたすら維持して勝ちを拾うゲームである。】
この2点をまず理解して欲しい。」

バン!とテーブルを叩いて「そんなのおもしろくないじゃない!!派手に相手を討ち負かすのが勝利ってもんでしょう!?」
と激昂したのはハルヒ。

俺「それもそうなんだが、それはまずこの考えを理解出来てからの話。
まあまずはこの考えを理解してみてよ?」

ハルヒ「納得いかなーい!」
キョン「まあまあ、とりあえず最後まで聞いてみようぜ?」

俺「と言っても、こっから実技だったりするw」
キョン「え?」

俺「キョン君だっけ?さっきの【相手を負かして、勝つゲームでは無く。】
【有利な状況をひたすら維持して勝ちを拾うゲームである。】というのをよく考えたうえで俺と対戦だ。
俺にK.O.されなければ合格。ジュースでも奢るよ。」

キョン「え、お、おう。」とすぐさま筐体に座るキョン。

俺「他の人もよく考えておいてね、1人1人テストするから〜俺にK.O.されなきゃ合格だよ〜」
と言ってる間にキョンとの対戦というかテスト開始。

俺はリュウを選択。
キョンもリュウを選択。

【第1ラウンド】
開幕にキョンリュウは飛び込んで来た。

屈強Pで対空してあげる。
キョンリュウが着地した瞬間に立弱Pをその場で出したら、またキョンリュウは飛び込んで来た。

屈強Pで対空。
今度はキョンリュウが着地するまでにレバー後ろで距離を取ってみた。

また飛び込んで来た。(おいおい)
J中Kをしたみたいだがキョンリュウの攻撃は届かず着地。(J強Kなら届いてたと思う。)
着地に屈中K>波動拳をしたら刺さった。(ガードしましょう。)

飛び込みが成功しなくて困ったのかキョンリュウは距離を取って波動拳を撃ってきた。

垂直Jで回避。後ちょっと前に進む。
また波動拳が飛んで来たのでセービングバックステップ。

もう一回波動拳が来たので、また垂直Jで回避。

飛び道具に自信を無くしたのかキョンリュウはまた飛んで来た、
落とす。

落とす。
回避。
落とす。
刺さる。
落とす。
K.O.

【第2ラウンド&第3ラウンド】
以下略
K.O.
K.O.

キョンはほぼ何も出来ずにテスト終了。

キョン「何したらいいかまったくわからん・・・」
俺「いろいろあるけどまずは考えてみましょう、勝つ為に考えるゲームだからな!」



--あとがき--
偉そうな誰かは架空の人物で作者の性格とはなんら関係があるはずもありません!! ありませんたらありません!!信じてプリーズ!!

謝罪は今だ!つづく!



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